未来授業

TOKYO FM

「FMフェスティバル 未来授業~明日の日本人たちへ」のレギュラー番組。日本が世界に誇る各界の「知の巨人」「次世代の知のフロントランナー」を講師に迎え、未来の日本人たちへ送るアカデミックな授業をお届けします。若い世代が社会の主軸となる「10年後の日本」を生き抜く智恵を探ります。 read less

岸田浩和さん   第3回未来授業 Vol.2433
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岸田浩和さん 第3回未来授業 Vol.2433
2012年、東日本大震災の津波被害を受けた石巻市の缶詰工場を追いかけたドキュメンタリー作品で監督デビュー。 海外の映画祭でも高い評価を受け、30代後半と遅咲きながらドキュメンタリー監督として独立を果たした岸田さん。 その後は、自ら制作会社を立ち上げ、ドキュメンタリーの手法を取り入れた 企業CMやプロモーション映像の制作という新しいジャンルにも乗り出し、「映像を作る仕事」は、軌道に乗ったといいます。 ただ、本来やりたい仕事は、光の当たらない人たち、知られざるストーリーを取材してドキュメンタリーを作ること。 岸田さんがそんな想いに立ち返った頃、海の向こう・台湾で大きな出来事が起こりました。 未来授業3時間目 テーマは「それは取材か、旅行か」 ◆岸田浩和 京都市生まれ。2012年発表の短編「缶闘記」で監督デビューし、5ヶ国8箇所の映画祭に入選。Yahoo! CREATOR’S、スマートニュース、VICE メディアジャパン、Yahoo!ニュース特集などに、独自企画の取材作品を掲載。2015年に株式会社ドキュメンタリー4を設立し、2016年発表の「桜田最後の100日間」は、ニューヨーク市フード映画祭で最優秀短編賞・観客賞を受賞、シアトル国際映画祭・コンペティション部門ノミネート。現在は、ゲーム会社を舞台にした長編ドキュメンタリー作の公開準備中。ナイジェリアのサッカーや水産資源問題、在日外国人に関するドキュメンタリーを長期取材中。関西学院大学や複数の映像学校で講師を務める。
岸田浩和さん   第2回未来授業 Vol.2432
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岸田浩和さん 第2回未来授業 Vol.2432
大学を卒業後、会社員としての生活をするなかで、学生時代の友人に言われた「岸田、おもしろくなくなったな」という一言。 これをきっかけに、「取材をする仕事」を目指したという岸田さん。 会社員を続けながらライタースクールに通い、記者になる道を模索するのですが、年齢35歳で、「未経験」の岸田さんを受け入れてくれるメディアはなかったといいます。 そうした中で起きたのが、2011年の東日本大震災。 とにかく被災地/東北へ行こうと考えた岸田さんは、記者をしている大学の先輩に、同行する形で被災地へ。 そこで初めてカメラを回し、被災した人々にレンズを向けたといいます。 宮城県石巻市で、1年近く取材を続け、初めてのドキュメンタリー作品を発表し、高い評価を受けることに。 未来授業2時間目 テーマは「ナレーションのないドキュメンタリー」 ◆岸田浩和 京都市生まれ。2012年発表の短編「缶闘記」で監督デビューし、5ヶ国8箇所の映画祭に入選。Yahoo! CREATOR’S、スマートニュース、VICE メディアジャパン、Yahoo!ニュース特集などに、独自企画の取材作品を掲載。2015年に株式会社ドキュメンタリー4を設立し、2016年発表の「桜田最後の100日間」は、ニューヨーク市フード映画祭で最優秀短編賞・観客賞を受賞、シアトル国際映画祭・コンペティション部門ノミネート。現在は、ゲーム会社を舞台にした長編ドキュメンタリー作の公開準備中。ナイジェリアのサッカーや水産資源問題、在日外国人に関するドキュメンタリーを長期取材中。関西学院大学や複数の映像学校で講師を務める。
岸田浩和さん   第1回未来授業 Vol.2431
2d ago
岸田浩和さん 第1回未来授業 Vol.2431
ドキュメンタリー監督 岸田浩和さん。 ノーナレーションの手法でまとめた岸田さんの作品は、様々な映画祭で高い評価を受けています。 また、ドキュメンタリーの手法を取り入れた企業広告やプロモーション映像も数々制作しています。 岸田さんがカメラを手に初めて「取材」という活動をはじめたのは、実は30代後半。 かなり「遅咲き」です。 今週は、遅咲きのドキュメンタリー監督・岸田さんが映像の世界に飛び込んだきっかけと、世界の取材エピソードを伺っていきます。 未来授業1時間目。 まずは、それまで普通の会社員だった岸田さんが、カメラを手にすることになった理由から。 テーマは「おもんない、と言われて」 ◆岸田浩和 京都市生まれ。2012年発表の短編「缶闘記」で監督デビューし、5ヶ国8箇所の映画祭に入選。Yahoo! CREATOR’S、スマートニュース、VICE メディアジャパン、Yahoo!ニュース特集などに、独自企画の取材作品を掲載。2015年に株式会社ドキュメンタリー4を設立し、2016年発表の「桜田最後の100日間」は、ニューヨーク市フード映画祭で最優秀短編賞・観客賞を受賞、シアトル国際映画祭・コンペティション部門ノミネート。現在は、ゲーム会社を舞台にした長編ドキュメンタリー作の公開準備中。ナイジェリアのサッカーや水産資源問題、在日外国人に関するドキュメンタリーを長期取材中。関西学院大学や複数の映像学校で講師を務める。
内田洋子さん   第4回未来授業 Vol.2430
6d ago
内田洋子さん 第4回未来授業 Vol.2430
未来授業、今週の講師は、ジャーナリストの内田洋子さん。 20 代でイタリアに渡り、通信社を立ち上げて、現地のニュースや情報を日本に配信。 また、ニュースからこぼれた人々の暮らしをエッセイに綴ってきました。 イタリアの小さな村の「本の行商人」に光をあてた作品では、外国人としてはじめて、“イタリア版の本屋大賞”を受賞しています。 ―日本人の知らないイタリアを伝えたい。 ―心を開いて、話を聞かせてくれた人の気持ちに応えたい。 イタリアでの活動はすでに40年を超えました。 未来授業4時間目、テーマは『祖国とは国語である』 ◆内田洋子 1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けの情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。他の著書に、『カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語』(共に集英社文庫)、『ミラノの太陽、シチリアの月』(‎小学館文庫)など多数。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念 最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞 第68回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて〈金の籠賞〉を受賞。
内田洋子さん   第3回未来授業 Vol.2429
1w ago
内田洋子さん 第3回未来授業 Vol.2429
未来授業、今週の講師は、ジャーナリストの内田洋子さん。 イタリア暮らしは40年以上。 自ら通信社を設立し、現地のニュースや情報を日本に届けてきました。 現代のイタリア社会が抱える葛藤も、つぶさに観察してきました。 ジェンダーバイアスの問題。高い失業率。移民政策。治安の悪化。社会の断絶。 「陽気なイタリア」というイメージからは想像できない社会のひずみをいま目の当たりにしています。 未来授業3時間目、テーマは『イタリアのリアル、広場に降りる』 ◆内田洋子 1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けの情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。他の著書に、『カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語』(共に集英社文庫)、『ミラノの太陽、シチリアの月』(‎小学館文庫)など多数。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念 最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞 第68回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて〈金の籠賞〉を受賞。
内田洋子さん   第2回未来授業 Vol.2428
Mar 14 2023
内田洋子さん 第2回未来授業 Vol.2428
未来授業、今週の講師は、ジャーナリストの内田洋子さん。 イタリア暮らしは40年以上。 現地のニュースや情報を日本に届ける通信社を長年切り盛りしてきました。 ニュースからこぼれたイタリアの素顔は、内田さんの精緻な文章で極上のエッセイに。 代表作「ジーノの家」は日本エッセイスト・クラブ賞などを受賞しました。 イタリアと聞くと、陽気な国民性をイメージする人が多いかもしれません。 でも、内田さんの作品に登場するのは、切なく、ときに悲しい、イタリアの「普通の人々」の姿です。 未来授業2時間目、テーマは『イタリアの光と影、泣かないために笑う』 ◆内田洋子 1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けの情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。他の著書に、『カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語』(共に集英社文庫)、『ミラノの太陽、シチリアの月』(‎小学館文庫)など多数。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念 最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞 第68回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて〈金の籠賞〉を受賞。
内田洋子さん   第1回未来授業 Vol.2427
Mar 13 2023
内田洋子さん 第1回未来授業 Vol.2427
未来授業、今週の講師は、ジャーナリストの内田洋子さん。 イタリア暮らしは40年以上。 自ら通信社を設立し、現地のニュースや情報を日本に届けてきました。 内田さんの取材の極意は、「自分で現場に行き、自分の目で確かめること」。 気に入れば、そこに住んでしまうこともあります。 一方、ニュースにはならないこぼれ話を、内田さんは精緻な文章で、極上のエッセイに仕立ててきました。 最新刊は「イタリア暮らし」。 未来授業1時間目、テーマは『足で稼ぐ、懐に入る』 ◆内田洋子 1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けの情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。他の著書に、『カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語』(共に集英社文庫)、『ミラノの太陽、シチリアの月』(‎小学館文庫)など多数。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念 最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞 第68回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて〈金の籠賞〉を受賞。
『あなたは、日の丸と言われたら何を思い浮かべますか?』 TBSテレビ 佐井大紀さん   第2回未来授業 Vol.2416
Feb 21 2023
『あなたは、日の丸と言われたら何を思い浮かべますか?』 TBSテレビ 佐井大紀さん 第2回未来授業 Vol.2416
2月11日が建国記念の日になった1967年。 日本という国のあり方について、様々な意見が交わされるようになっていました。 そんな時代に放送された、寺山修司によるドキュメンタリー番組『日の丸』。 街頭で質問を浴びせかけるスタイルは、おおいに挑発的であり、時の政権からは、偏向番組として問題視もされました。 当時の番組と同じ手法を用いた佐井大紀監督による映画、『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』。 どんな現場だったのでしょうか? 未来授業2時間目、テーマは『寺山修司の手法でみえた、現代の日本』。  ◆佐井大紀(さい・だいき)1994年4月9日生まれ、神奈川県出身。2017年TBS入社。ドラマ制作部所属、「Get Ready!」「階段下のゴッホ」など連続ドラマのプロデューサーを務める傍ら、2021年9月には企画・プロデュースした朗読劇『湯布院奇行』が新国立劇場・中劇場で上演された。ほかにもラジオドラマの原作や文芸誌『群像』への寄稿など、テレビメディアに留まらないその活動は多岐にわたる。2023年2月24日 初のドキュメンタリー作品かつ劇場公開作品『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』公開
『あなたは、日の丸と言われたら何を思い浮かべますか?』 TBSテレビ 佐井大紀さん   第1回未来授業 Vol.2415
Feb 20 2023
『あなたは、日の丸と言われたら何を思い浮かべますか?』 TBSテレビ 佐井大紀さん 第1回未来授業 Vol.2415
ラジオにテレビ、そしてネット上で日々伝えられる世論。 その意見は、時に大きなうねりとなり、社会に大きな変化を及ぼすこともあります。 では、もしあなたが街頭で、突然こんなことを聞かれたらどうするでしょう? 「あなたは、日の丸と言われたら何を思い浮かべますか?」 今から半世紀以上前の1967年。 劇作家の寺山修司が構成を担当したTBSテレビのドキュメンタリー番組『日の丸』が放送されました。 この番組で用いられた、街頭でひたすら問いかける、という手法を踏襲し、現代の作品に仕上げた若きテレビマンは、何を見たのか、探っていきます。 未来授業1時間目、テーマは「令和の“日の丸”を作ったワケ」。 ◆佐井大紀(さい・だいき)1994年4月9日生まれ、神奈川県出身。2017年TBS入社。ドラマ制作部所属、「Get Ready!」「階段下のゴッホ」など連続ドラマのプロデューサーを務める傍ら、2021年9月には企画・プロデュースした朗読劇『湯布院奇行』が新国立劇場・中劇場で上演された。ほかにもラジオドラマの原作や文芸誌『群像』への寄稿など、テレビメディアに留まらないその活動は多岐にわたる。2023年2月24日 初のドキュメンタリー作品かつ劇場公開作品『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』公開