REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)

日本経済新聞社 マネーのまなび

誰もが知っておきたいお金の知識について、アメリカ在住経験を持つタレントのREINAさんが、日経電子版マネーのまなびの専門家たちに教わりながらリスナーと一緒に学んでいく。NISA、iDeCo、税金、公的年金、保険から株式投資までの幅広い内容を分かりやすく解説。日米のマネー観やライフスタイルの違いを語る「American Money Life」のコーナーも必聴。 read less

24年からの統合NISAは最強の資産形成ツール 使わなきゃ損!
3d ago
24年からの統合NISAは最強の資産形成ツール 使わなきゃ損!
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞社マネー報道グループ長の手塚愛実です。 今回のテーマは「統合NISA」です。少額投資非課税制度(NISA)は2024年、新しい制度に生まれ変わります。NISA口座で購入した株や投信の売却益・配当が「非課税」という大きな魅力は変わりませんが、制度が恒久化されることになったのです。 現在、NISAはジュニアNISA、つみたてNISA、一般NISAの3種類があります。ジュニアNISAは当初の予定通り23年で終了。24年からはつみたてNISAと一般NISAが合体した「統合NISA」とも呼ぶべき新制度が始まります。統合NISAは新規に投資できる期間と、それを非課税で運用できる期間の両方が恒久化されます。 例えば従来の一般NISAは時限措置で、かつ非課税運用期間が5年と決まっていたので、長期投資には向かない制度でした。この制限がなくなった統合NISAは、長期投資を可能にするシンプルで最強のツールといえます。ただし、投資できる商品などが現行と少し変わります。また「生涯投資枠」とその仕組みも新しい特徴といえます。このあたりを詳しく解説しました。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「動物が出てくる映画について語ろう」です。REINAさんがこれまでに印象に残っている動物映画は「ライオン・キング」「HACHI 約束の犬」などだそうです。いわば王道路線ですね。一方、手塚が好きなのはサメが人間を襲うパニック映画。常識を超えた不思議なストーリーのサメ映画の魅力を熱く語っていたら、REINAさんも少し興味をもってくれたようです。アメリカにもコアなサメ映画ファンがいて、毎年、イベントやフェスが行われているそうです。
波乱相場に強い高配当株・優待株 銘柄選びのポイントは?
Jan 25 2023
波乱相場に強い高配当株・優待株 銘柄選びのポイントは?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集長の中野目純一です。 今回のテーマは「高配当株と株主優待株、選び方のポイント」です。インカムゲインである配当と優待品の魅力で個人投資家にも人気ですが、毎年1〜3月にはこれらの物色が盛んになります。それは日本には2月期・3月期決算の企業が多く、2月末や3月末に配当や優待の権利が確定する銘柄が多いからです。権利確定の前に購入するため、年明けから有望銘柄の品定めが広がります。高配当株では「配当利回り」、優待株では「優待利回り」が手掛かりになります。 ただし、これらは高いほどいいわけではありません。利回りが高すぎる銘柄は、無理して多額の配当や優待品を出している場合もあるからです。その結果、配当が減額されたり優待内容が改悪されたりすれば、投資家の売却が相次ぎ、株価も急落する恐れがあります。従って配当・優待利回りだけでなく、他のポイントも吟味することが必要です。では、それはどんなポイントで、どう確認すればいいのでしょうか。番組の中で答えを探していきましょう。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「国内移住、郷土愛」です。アメリカで生まれ育ったREINAさんが日本に来て驚いたのが、日本人には「地元の友達、子供の頃からの友人を持つ人が多いこと」だったそうです。アメリカでは大学から地元以外の学校に行く人が多く、そこで友人関係がいったんリセットされるのだとか。その一方、パスポートを持たず、生まれ育った州から出ずに一生を過ごす人が6割近くもいるとの調査結果も紹介します。話は州と州との間の移住を難しくしているアメリカの州制度の特色へと広がりました。
金融政策が大転換 個人の資産運用はどうすればいい?
Jan 18 2023
金融政策が大転換 個人の資産運用はどうすればいい?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネーのまなびチームリーダーの小栗太です。 今回のテーマは「金融政策」です。日米の金融政策が大転換しようとしています。アメリカで昨年から続く大幅な利上げの終着点が近づく一方、日本は大規模な金融緩和の修正局面に入りました。金融政策は円相場の主な取引材料である「日米間の金利差」を動かす要因なので、金利差が拡大から縮小に転じれば、個人の資産運用にも大きな影響が及びます。私たちはどう対処すればいいでしょうか。 金融政策の大転換を映すように、昨年後半から日米金利差が縮み始めました。金利差の縮小は、円安から円高へと為替相場の値動きを反転させる材料になります。昨年は、個人が為替差益を見込んでドル預金や米国株の投資信託に資産を移す動きが目立ちましたが、今年は一転して為替差損を抱えるリスクが生じています。 個人の資産運用で最も大切なことは、特定の金融商品に資産を集めすぎず、投資先や投資時期を分散させることです。為替相場は世界経済を敏感に映すため、急に方向感が変わる可能性も否めません。金融政策が為替相場に与える影響を理解し、円安だからといって大切な資産を外貨建て商品ばかりに偏らせていないか、改めて自分の資産構成を見直してみませんか。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、「冬の味覚」を取り上げます。日本では寒い季節になるとカニやカキなどの鍋料理が恋しくなりますが、アメリカにも冬の味覚はあるのでしょうか。REINAさんによると、アメリカでも今、しゃぶしゃぶやすき焼きといった日本の鍋料理が人気だそうです。でもREINAさんのお気に入りは別の鍋料理。さて、それはいったい何でしょう。
うさぎ年、跳ねるのは株か円か 先行するのは円で、株は年末高?
Jan 12 2023
うさぎ年、跳ねるのは株か円か 先行するのは円で、株は年末高?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタスの藤田剛副編集長です。 2023年最初の回のテーマは、「うさぎ年、跳ねるのは株か円か」です。日経ヴェリタスが市場関係者に実施した調査を基に、今年の相場展望について学びます。 うさぎ年の相場格言は「跳ねる」。ただ、REINAさんは米国出身だけに、十二支の格言は信じていないようです。むしろ日経ヴェリタスの調査に興味津々です。 調査結果によると、市場関係者が予想する今年の日経平均株価の高値(平均)は3万1377円で、高値を付けるのは12月との予想が最多でした。年始から株価が跳ねるというわけではなさそうです。 株価より先に跳ねそうなのが円相場です。市場関係者の多くは日銀の追加利上げで円の金利が上がるとみており、これが円高・ドル安につながるためです。市場関係者が予想する円の高値(平均)は1㌦=122円でした。それでは円高が進んでも株高になるのでしょうか。REINAさんの鋭い質問に、藤田副編集長がタジタジとなる場面もありました。 番組後半では、年末年始にドイツを訪れたREINAさんが特別コーナー「Travel to Germany」と称して、現地のクリスマスマーケットやホットワイン、ビール、ソーセージなどについて熱く語りました。あまりのドイツびいきに、藤田副編集長が「元々の人気コーナー、American Money Lifeはなくなってしまうのでは」と心配するほどでした。
22年の金融5大ニュース NISA拡充は朗報、4位5位は意外!?
Dec 28 2022
22年の金融5大ニュース NISA拡充は朗報、4位5位は意外!?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。 今回のテーマは「2022年、金融界の5大ニュースを振り返る」です。今年最大の金融ニュースは「物価高・インフレ」で決まりでしょう。11月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた総合指数(コアCPI)が103.8となり、前年同月比で3.7%上昇しました。これは1981年12月以来、40年11カ月ぶりの水準です。ただ、欧米に比べれば日本の物価はまだ穏やかな面もあり、アメリカの11月の消費者物価指数は同7.1%の上昇でした。大口も「知人が2週間ほどハワイに行っていたが、現地ではロコモコとビールで4500円だったと聞いた」と明かします。2023年も物価高は続きそうですが、最近は「訳あり品を半額で売る店」なども増えてきており、番組ではこれら安売り店を活用していく対策も紹介しました。 5大ニュースの2つ目は「円安」です。3月に米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めに転換し、その後0.75%で何度も利上げしたため、日米の金利差がどんどん開きました。その結果円安が急激に進んで、10月21日には一時1ドル=151.94円を付けました。こちらは32年ぶりの水準です。しかしその後、FRBの利上げペースも鈍るのではという見方から一転して円高に向かい、10月21日から20日ほどで今度は13円も円高が進みました。 さらに、番組収録直後の20日には「事実上利上げ」となる日銀の金融緩和修正が発表されたため、ドル円は一時131円台までの円高となりました。この突然の方針転換を予測できていた人は専門家でも少なかったと思われ、つくづく為替の先読みの難しさを思い知らされます。個人投資家もしばらくの間は為替ヘッジ付きの投信を選ぶなどして、為替に振り回されない運用を考えた方が良さそうです。 3つ目は一転して明るい話題で「NISA(少額投資非課税制度)の拡充」です。24年1月から制度自体が恒久化・シンプル化し、非課税投資枠も2〜3倍に拡大。さらに一般NISAとつみたてNISAの併用も可能になるなど、多くの個人投資家がNISAに長年期待していたことのほぼ全てが満たされた形です。現在はまだ「実際にどんな商品が使えるのか」など分からない点もありますので、24年に向け情報収集を怠らないようにしたいものです。 残り2つのニュースは、かなり意外なものが挙げられていますが、それが何なのかは番組でご確認ください。この他に22年のまとめとして、リスナーの皆さんの当番組への評価が4.8点でほぼ満点であることや、当番組が世界中で聴かれ、広くシェアされていることなども紹介されています。
荒れ相場の中で有望銘柄を選ぶには 成長・投資・還元の3つで見る
Dec 21 2022
荒れ相場の中で有望銘柄を選ぶには 成長・投資・還元の3つで見る
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタス編集長の塚本奈津美です。 今回のテーマは「荒れ相場の銘柄選び」です。年末を前に、日銀の異次元緩和の転換が明らかになって円高・株安が進むなど、動きの激しい相場環境になっています。荒れ模様のマーケットの中、安定して成長しそうな銘柄を探すヒントを学びましょう。 2022年は個人投資家に人気だった米テック株が急落するなど、逃げ場のない厳しい相場環境でした。2023年に向けて投資のポートフォリオを見直す際に、チェックしてほしいポイントが「成長・投資・還元」です。 重要なポイントの1つ目は「成長」で、利益の伸び率で見ます。日経ヴェリタスが主要な日本企業500社の本業のもうけである「営業利益」の伸び率を調べたところ、半導体関連、海運などがランキング上位を占めました。半導体はサイクルが一旦底に向かうとしても、経済安全保障への対応を含めて「次の成長の波」をとらえるならば、2023年以降も引き続き要注目の分野でしょう。 2つ目のポイントは「投資」です。株価は将来の利益成長を見越して動くため、稼いだ利益を企業が何に使うかはとても大切です。世界の構造変化を読み、次の成長分野や、自社の強みをさらに伸ばすための投資を続けているかを「研究開発費の伸び」でチェックします。売上高に対する比率を計算し、同業種内や海外のライバル企業と比べるのが有効です。 3つめ目のポイントは「還元」です。株主還元を見るのには、まず1株あたりの配当額を株価で割って求める「配当利回り」を使います。ランキング上位に並ぶのは海運大手や日本たばこ産業(JT)といった銘柄です。一方、株主から預かったお金に対し、どの程度の配当を支払って報いているかを示す指標にDOE(自己資本配当率)があり、これを経営目標に掲げ、投資家に説明する企業も増えています。 後半の人気コーナー「American Money Life」では、日米の「健康診断」について話し合いました。日本企業は社員に健康診断を受診してもらうのが「義務」として法律で定められています。一方、「アメリカでは健康を保つのは完全に自己責任です」とREINAさん。来日して「会社の健康診断なるものを初めて知った」そうです。アメリカの健康診断は自費で「かかりつけの医者と相談して、どの項目を重点チェックするかなどカスタマイズするのが普通」と教えてくれました。企業にとって負担にはなりますが、定期の健康診断実施は、働く人のワーク・ライフ・バランスを守る意味でも日本の利点の一つなのかもしれません。
地方移住とお金 住居費は下がりそうだが生活費全体では?
Dec 14 2022
地方移住とお金 住居費は下がりそうだが生活費全体では?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の露口一郎デスクです。 今回のテーマは「地方移住とお金」です。新型コロナウイルスの感染拡大以降、地方への移住を考える人が増えています。2022年6月の内閣府の調査によると、20歳代の東京圏在住者の45%が地方移住に関心を持っているようです。テレワークや在宅勤務が急速に広がるなど、働く環境が多様化したことが一因でしょう。今回は家計への影響を中心に、地方移住のメリットやデメリットを見ていきます。 REINAさんは日本では都会暮らしの経験しかないそうで、地方移住に関心を持つ人の多さに驚いた様子です。「豊かな自然に囲まれ、野菜や果物を育てながら暮らしたい」「都心の通勤ラッシュはもう嫌だ」などの理由で、地方での生活に憧れる人は多いでしょう。 しかし、移住を考える際に重要なポイントはお金面の変化です。都心から地方に拠点を移せば住居費は下がる可能性が高い一方、交通費は上がりそうです。交通手段として自動車を確保する必要がある場合、ガソリン代のほかに保険料や自動車税、駐車場代など様々なコストがかかるからです。意外なところでは地方移住の結果、教育費が上がる可能性もあります。この他、賃金がどう変わるかも重要で、それらを含めた慎重な検討が必要になります。もちろん、地方暮らしにはお金に換えられない魅力もあるので、まずは短期滞在して長所短所を実感してみるのも大事でしょう。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では「外食産業」について、アメリカ生活が長いREINAさんに聞きました。アメリカでも日本のように地元に根付いた中華料理店「町中華」は人気で、器用におはしを使って食べる人が多いようです。最近では回転ずしも増えたそうですが、「回っているのはやはりカリフォルニアロールなど、巻き寿司が中心です。でも最近ようやく純日本風の寿司の良さが広まってきました」(REINAさん)。「日本のファミリーレストランはクオリティーが高いですよね」というREINAさんは、「サイゼリヤ」に1人で行き、家族連れの雰囲気を味わいながら白ワインを飲むのも楽しみだと話していました。
スマホで手軽に「ことら送金」、割り勘にも便利 専用アプリも不要
Dec 7 2022
スマホで手軽に「ことら送金」、割り勘にも便利 専用アプリも不要
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の宮田佳幸・マネーのまなび面編集長です。 今回のテーマは「スマホで手軽に送金」です。2022年10月から、個人名義の銀行口座から銀行口座へスマホを使って手軽に送金できる「ことら送金」というサービスが始まりました。どんな特徴があり、どんな時に使うと便利なのでしょうか。 ことら送金のサービスには現時点で31の銀行が参加しており、1回10万円まで送金できます。手数料は各銀行が決めることになっていますが、今のところ31行すべてで無料です。一般的な銀行の口座振込の場合、1回数百円の手数料がかかることが多いのに比べると、無料というのは魅力的です。ことら送金には専用のアプリも存在せず、送る側・受け取る側がそれぞれインストールしておくような手間がかからないのも長所でしょう。 友人との飲み会で支払いを割り勘にする時など、現金のやり取りをせず、ことら送金を使えば便利そうです。もう一つ、意外と需要が大きそうなのが、複数の銀行口座を使い分けている人が自分の口座間で資金を移動させる場合です。例えば、給与受取口座から毎月、給料日にATMを使って現金を引き出し、別の銀行口座にATMで入金している、という人も多いと思います。この場合、ことら送金を使って送金すれば、給料日のATMの行列に並ばなくても済みます。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では「年末商戦」について、アメリカ生活が長いREINAさんに聞きました。最近、日本でも少しずつ定着しつつある「ブラックフライデーセール」はもともと、11月の第4金曜日の当日だけか、週末までの3日間程度しかなかったそうですが、「最近はどんどん長期化していて、年末までずっとセールをやっている感じ」とREINAさん。今年のブラックフライデーセールでは料理用のハンドミキサーを50%オフで購入したそうです。話題は日本のおせち料理商戦から、アメリカの家庭でクリスマスに食べる料理へと広がりました。果たしてREINAさんは毎年クリスマスにどんな料理を食べていたのでしょうか。
「保険は四角」の生かし方 保険に入った方がいい人、不要な人とは
Nov 30 2022
「保険は四角」の生かし方 保険に入った方がいい人、不要な人とは
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の大賀智子デスクです。 今回のテーマは「保険は四角の生かし方」です。よく「預金は三角、保険は四角」と言われますが、なぜそうした形になるのか考えると、生命保険の役割や活用法が見えてきます。 預金では、使える金額は基本的に残高が上限となるため、少しずつお金をためると最初のうちは引き出せる金額があまりなく、右肩上がりの「三角」の形で使える額が増えていきます。一方、保険は加入してすぐでも、死亡や入院といった万一の時に契約した保険金を全額受け取れ、もらえる金額は契約終了まで変わりません。契約で決めた保険金が最初から最後まで変わらない「四角」の形です。この特徴を生かして備えを考えると、例えば貯蓄が少ない若者が万一の際の医療費を賄うために医療保険に加入するといった活用法が一案となります。逆に貯蓄が十分あるなど、保険があまり必要ない人もいます。 新型コロナウイルス感染が拡大する中で、民間の医療保険の入院給付金が話題になりました。コロナ感染の場合は自宅や宿泊施設で療養する人も「入院」とみなして保険各社は入院給付金を特別に支払っていましたが、受け取る人が増えすぎたことが業績を圧迫してしまい、9月下旬からは方針を変更して給付金の支払い条件を厳しくしました。コロナ下で「保険とは何か」考えさせられる事態でした。番組では保険と保険会社の役割を考えながら、自分に合った保険選びのヒントを探っていきます。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、「アメリカでのアートの楽しみ方」についてREINAさんに聞きました。日本では絵画などアート作品というと高尚で身近ではないイメージもありますが、アメリカではカフェなどで気軽に気に入った作品を購入し、自宅に飾って楽しんでいるそうです。手が届くアートを購入できる機会が多いほか、美術館でも気軽に訪れやすいイベントが開催され、ふらりと立ち寄って様々な楽しみ方ができるとのこと。REINAさんはポップな雰囲気のアート作品をカフェで購入して部屋に飾っているそうで、生活の中で、アートは身近な存在のようです。
投資で失敗する方法 仮想通貨、退職金デビュー、ブルベア投信…
Nov 23 2022
投資で失敗する方法 仮想通貨、退職金デビュー、ブルベア投信…
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。 今回のテーマは「投資で失敗する方法」です。もちろん失敗してお金を失うための方法を学ぶのではなく、「こうすると失敗しやすい」とあらかじめ分かっていれば、その危険は避けられます。つまり投資の失敗事例から、大損しない方法を学ぼうというわけです。 投資の落とし穴は数多くありますが、最近の話題で特に若い世代に気を付けてほしいのが暗号資産(仮想通貨)やFX(外国為替証拠金)取引です。仮想通貨では5月に「テラ・ショック」が起こり、11月には米大手交換業者FTXが経営破綻して、世界の仮想通貨の時価総額が2日で30兆円も消失しました。若い世代が「一発逆転」を狙い、これらに大金を投じている例が世界中で目立ちますが、これらを見ると仮想通貨は長期で信頼できる投資対象とはとても呼べません。投資の経験値を上げるため、少額・短期で試してみるのはアリでしょうが、多くの資産をこれに賭けるのは避けるべきです。 一方、FXは仕組み自体に問題があるとされますが、為替コストが極端に低く、レバレッジがかかるので資金効率も良いなど、外貨投資のツールとしては評価できる面もあります。では、なぜFXでお金を減らしてしまう人が多いのでしょうか。番組ではその理由と、どう使えばいいのかを詳しく解説しました。 いずれにせよ資産は一発逆転では作れません。逆に、iDeCo(個人型の確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)を使って「長期・分散・積立」を続ければ、時間はかかりますが誰にでも作れます。資産形成とはそういうものだと思っておけば大きな失敗はしないでしょう。番組ではこの他にも注意すべき「退職金デビュー」や「ブルベア投信」についても解説しています。 後半の人気コーナー「American Money Life」では、「アメリカに九九はあるのか?」から始めて日米の算数教育について語り合いました。「アメリカでも同じことは学びますが、掛け算の表を順に読み上げるようなイメージで、日本のように節をつけて暗唱したりはしません」(REINAさん)。そもそも「いい国作ろう鎌倉幕府」のような語呂合わせで何かを暗記することはないようです。一方、意外なことにアメリカにもそろばん教室はあって、REINAさんと妹は子供の頃に習っていたそうです。大口は「そろばんは真面目にやらず、スケボーのように乗って遊んでいた」だけでしたが、妹さんはそろばんも一つのきっかけだったのか、その後理系の道に進んだといいます。
スマホ料金の見直し ツボを押さえて年3万6000円も節約
Nov 16 2022
スマホ料金の見直し ツボを押さえて年3万6000円も節約
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞マネーのまなび面の長岡良幸デスクです。 今回のテーマは「スマホ料金の見直し」です。スマートフォンの料金は節約効果が大きいといわれます。ただ、通信会社や料金プランは様々で、迷う人は多いかもしれません。どんな選択肢があり、どのくらい節約できるのでしょうか。 見直し効果が大きくなりやすいのは、NTTドコモ、au、ソフトバンクという大手通信会社3社の「メインブランド」で契約している人です。3ブランドのシェアは約6割との調査もあります。メインブランドは例えるなら高級ホテル。充実したサポートやデータの使い放題プランは魅力的ですが、料金は安くありません。他の会社や料金プランに乗り換えれば、月3000円以上の節約になるケースもあります。「月3000円なら年では3万6000円。使い放題にこだわらなければ、結構安くなるのですね」とREINAさん。 乗り換え先はいくつかの種類に分かれます。最も安いのが、大手から通信回線を借りてサービスを提供する「格安スマホ」です。ただし、手続きを自分でするなどの手間はかかります。一方で大手のサブブランドは店舗で手続きができます。格安スマホは通信速度に不安を持つ人もいますが、大手の格安プランはその点は安心といわれます。 また、自分の利用状況を確認することも重要です。既に格安スマホなどを利用している人も、料金プランの見直しなどで、さらに負担を減らせるかもしれません。端末を買い替える際に会社も乗り換えれば、端末代の節約になることもあります。REINAさんも「家に帰ったら、自分に合うプランを探してみます」と話していました。 後半の人気コーナー「American Money Life」では、ワールドカップの開幕が間近に迫ったサッカーについて話しました。アメリカではサッカー観戦の人気は「野球やアメリカンフットボールなどに比べると、いまひとつ」(REINAさん)。サッカーの放映が増えない理由には、コマーシャルが関係しているとの説もあるそうです。一方で女子がするスポーツとしての人気は高いようで、REINAさんの友人にはプロの選手を目指していた人もいたそうです。
年末調整で払い過ぎの税金が戻ってくる仕組み 元は戦費調達策!?
Nov 9 2022
年末調整で払い過ぎの税金が戻ってくる仕組み 元は戦費調達策!?
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネー報道グループ長の手塚愛実です。 今回のテーマは「年末調整の基本」です。会社員や公務員の場合、この時期になると勤務先から手続きをするよう案内があるのが年末調整です。何のための手続きで、どういう計算をするのでしょうか。 実は今秋からタレント業の一方で、スタートアップの正社員にもなったというREINAさん。つまり年末調整はREINAさんにも大いに関係のあるテーマです。毎月、給料から所得税が大まかな見込み額で源泉徴収されていますが、年末に給与の額がほぼ確定したところで計算し直し、払いすぎや不足があれば差額を給料と足し引きして調整するのが年末調整。所得税から引ける各種の控除も、勤務先が本人に代わって計算してくれる便利な仕組みです。 勤務先に提出する2~3枚の書類にはそれぞれ意味があります。所得税には15種類の所得控除がありますが、そのうち会社で計算してくれるのは12種類です。配偶者控除や扶養控除、生命保険料控除や2年度目以降の住宅ローン控除など代表的な控除について、REINAさんと細かく見ていきました。 年末調整はかつては、封筒に入った紙の書類を渡され、記入して再び封筒に入れて提出することが必要でしたが、2020年以降はウェブ上で申請手続きをする企業も増えています。いずれは「マイナポータル」と連携し、すべての手続きがウェブ上で完結するようになりそうです。年末調整のデジタル化の流れについても解説しました。 後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「100円ショップ」です。アメリカにも「One dollar(ワン・ダラー)ショップ」があるとREINAさん。どんな店なのかを聞いたところ、取り扱う商品や店の立地など、日本の100円ショップとは多少違った性格を持つ店のようです。 REINAさんの場合、100円ショップは目的買いが多く、目当ての商品の所に直行して会計するので店での滞在時間はわずか2~3分とのこと(笑)。しかし、最近100円ショップが増やしている300円など比較的高単価の商品や、手塚が買って良かったものなどの話をするうちに「今度、じっくりチェックしてみます」と興味が出てきたようでした。
アノマリーの不思議 年末&米中間選挙で「今年も株は上がる」のか
Nov 2 2022
アノマリーの不思議 年末&米中間選挙で「今年も株は上がる」のか
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー編集長の中野目純一です。 今回のテーマは「年末相場のアノマリー」です。アノマリーは日本語では「経験則」と言い、理論的な根拠は明確ではないものの、経験的によく起きる相場の現象を指します。この時期から年末にかけては、日米両国の株式市場で実現することの多いアノマリーがあります。その内容や「今年はどうなるか」について学びましょう。 日米の両方で頻出するアノマリーとは、11~12月の2カ月は上昇相場になりやすいというものです。アメリカでは起点の10月末に行われるハロウィーンにちなんで「ハロウィーン効果」、日本では「掉尾の一振(とうびのいっしん)」という名称が付いています。実際、アメリカでは10月末から年末年始をはさんで翌年の春まで相場の上昇が続く傾向があります。この期間に株式投資でプラスのリターンを得られる"勝率"は、過去20年間の実績を調べたら何と75%という高さでした。一方、日本でも10月末から年末にかけての2カ月は1年のうちで最も上昇しやすく、過去20年間の勝率は70%に達しています。 アメリカに関してはもう1つ「中間選挙の年は、選挙が終わると反発して翌年半ばまで上昇相場が続く」というアノマリーもあるので、期待する向きは多いようです。ただ、今年はロシアのウクライナ侵攻やアメリカの利上げ動向など、国内外のニュースを受けて急騰と急落を繰り返す不安定な相場展開が続いています。果たして今年も、ここから例年通りの上昇相場に転じるのか。相場の先行きについての市場関係者の見方や、有効な投資戦略を中野目編集長が解説します。 後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「語学の習得」です。今から25年前の1997年にアメリカに渡り、研修で3カ月間、英語漬けの日々を送った経験を持つ中野目編集長。滞在中に息抜きでニューヨークを訪れ、ハロウィーンの仮装パレードを見物したそうです。ではアメリカ人はどのように語学を学ぶのか、アメリカの学習事情をREINAさんに聞きました。REINAさん自身はフランス語やアラビア語を学び、特にフランス語は7年間学んで話せるようになったものの、「使わなくなったらすぐに忘れてしまった」と振り返ります。そこから、語学が上達する秘訣や2カ国語を話せる人が経験する不思議な感覚などに話が広がりました。
「億り人」の素顔とは 平均52歳で趣味は投資、FIREはしない
Oct 26 2022
「億り人」の素顔とは 平均52歳で趣味は投資、FIREはしない
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタス副編集長の藤田剛です。 今回のテーマは「億り人の素顔」です。日経ヴェリタスは1億円を超える金融資産を持つ500人の億り人、500人の一般個人投資家の計1000人にアンケート調査を実施しました。その結果から明らかになった億り人の生活や投資手法について解説します。 今回調査した500人の億り人の平均年齢は52歳。REINAさんは意外に若いことにびっくりし、同じ年齢の藤田は自分の預金通帳を見てガックリ。 その億り人で、FIRE(経済的自立と早期リタイア)を達成した人は12%にとどまります。たとえ達成できても、仕事を続けながら投資で資産を増やすというのが主流です。生活費は67%が「月30万円未満」で、多くは質素倹約を旨としているようです。そして46%が「趣味は投資」と回答したことに、REINAさんは「投資はお金もうけの手段ではなく、生きがいなんですね」と感心していました。 億り人のポートフォリオで目立つ特徴は、現預金の少なさ。全体の31%で、一般の52%を大きく下回ります。株価は不安定な動きを続けていますが、「ノーリスク・ノーリターン」の現預金に逃げ込まず、リスク資産への投資を積極化しています。特に目立つのが海外資産で、アメリカ株、海外債券・REIT、外貨預金などに幅広く資金を振り向けています。円安の波に乗って資産を増やす億り人に、REINAさんは「やっぱり投資は大事ですね」と意を新たにしていました。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、キャッシュレス決済を取り上げました。アメリカではクレジットカードが中心で、スマートフォン決済は日本ほど広がっていないそうです。もっとも、スマホ決済のメリットの一つである「ポイ活(ポイント活動)」にはREINAさんも興味津々。古本を売って得たポイントを使って、スーパーで食料品を買う藤田の話に聞き入っていました。
金融教育に政府も本腰 資産運用だけでなく家計管理も学ぼう
Oct 19 2022
金融教育に政府も本腰 資産運用だけでなく家計管理も学ぼう
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説はマネーのまなびチームリーダーの小栗太です。 今回のテーマは「金融教育」です。今年4月から高校で金融教育が始まりました。さらに金融庁は大学生や社会人も含めた全世代対象の金融教育を、国家戦略として掲げる方針を示しています。大人の世代が学校で教わらなかった金融教育とはどんな内容なのでしょうか。 金融教育の基本的な構成は、日経電子版「マネーのまなび」とよく似ています。お金を「増やす」「貯める」「借りる」「使う」といった様々な場面での知識を身につけることを目標にしているからです。18歳への成人年齢引き下げでクレジットカードやローンが身近になったことから、「金融トラブル」に関する注意点が加えられているのも目を引きます。 最も大切なことは、生涯にわたってお金と仲良く付き合う方法、つまり資産形成に関する基本的な考え方を身につけることです。資産形成は収入を増やす「資産運用」と支出を抑える「家計管理」の二本柱。ややもすれば資産運用に関心が偏りがちですが、実は家計管理の効果も大きいのです。番組では以前、話題になった「老後資金2000万円問題」を引き合いに、資産運用と家計管理の知識をバランス良く活用することで、お金に対する不安の軽減を目指そうと提案しています。 番組後半の人気コーナー「American Money Life」では、アメリカで定着する「実社会に適応した教育」を取り上げました。アメリカの学校では金融教育に限らず、情報技術(IT)教育やディベートなども以前から教えています。大学にもメーンとサブの2種類の分野を専攻できる仕組みがあり、REINAさんは「例えば理系と文系の知識を同時に得られ、実社会でも活用しやすい」と話してくれました。
日本株市場は荒れ模様 決算を見て「秋の定期健診」をしよう
Oct 12 2022
日本株市場は荒れ模様 決算を見て「秋の定期健診」をしよう
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタス編集長の塚本奈津美です。 今回のテーマは「日本株、秋の定期健診」です。2022年は欧米を襲う猛烈なインフレと、米連邦準備理事会(FRB)をはじめとする主要中央銀行の大幅利上げで金融市場が大きく揺れています。アメリカではこのまま景気が悪化するのではないかという懸念から株価が下げ足を速めており、世界の主要株価指数も調整の色を強めています。世界最大の市場であるアメリカ株が大きく下げれば、日本株も無傷ではいられません。9月の日経平均株価は月間で2154円、7.6%も下げました。 日本は、欧米ほど猛烈なインフレにはなっておらず、日銀の大規模緩和で資金調達コストも低水準にあります。ただ、欧米の金利が急ピッチで上がる一方で日本の金利は押さえ込まれているため、24年ぶりの円安水準という状況に置かれています。 例年、日本企業は期初の時点で慎重な計画を立て、10月下旬から本格化する決算で少しずつ業績見通しを修正していきます。秋の中間決算シーズンに株価が動きやすくなるのはこのためです。投資している企業の決算発表で、売上高の動向や事業の採算を吟味する必要があります。これがいわば「日本株の秋の定期健診」というわけです。 番組では、決算や同時に公表される業績見通しを材料に、株価の振れ幅が大きくなる点も取り上げました。事前に広がっている市場予想と実際に発表された内容に差があると、発表内容がプラスでも株価が大きく下げることもあるのです。この場合は慌てて売らないことが大切です。 番組後半の「American Money Life」では、「秋に食べたい食べ物」について聞きました。REINAさんの秋ならではの食べ物は、まずPumpkin(カボチャ)だそうです。パンプキンスコーンやパンプキンマフィンなどお気に入りのスイーツに加え、飲み物では「全米の女子が10月が来るのを待ち望んでいる」というほど人気のパンプキンスパイスラテがあります。 11月の感謝祭のシーズンは定番のTurkey(七面鳥)です。それぞれの家に「家庭の味」があり、グリルやオーブンで長い時間かけて焼き上げるとのこと。8時間かける場合もあり、一日仕事になるそうです。REINAさんは最近日本でも手に入るようになった七面鳥を買い込み、「今年こそ手作りします!」と意気込んでいました。
REIT投資の魅力は「少額から」と「高めの分配金利回り」
Oct 5 2022
REIT投資の魅力は「少額から」と「高めの分配金利回り」
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の露口一郎デスクです。 今回のテーマは「不動産投資信託(REIT)投資」です。購入したマンションなどを賃貸して家賃収入を得る不動産投資に関心がある人は多いでしょう。しかし、こうした現物不動産に投資するには数千万円といった多額の資金が必要です。その点、REITは数万~数十万円などの少額から不動産に投資できるのが最大の長所です。 REITは投資家から集めた資金でオフィスビルや商業ビルなどを購入し、その入居者から賃貸収入を得ています。収入から不動産を管理するコストなどを引いた利益のほとんどを投資家に分配しています。つまり投資家はREITを通じて間接的に不動産を所有しているわけで、小口の「大家さん」といえます。 REITは東京証券取引所に約60本上場しており、物件の種類によりオフィス型、住居型、物流施設型、ホテル型などと分類されます。株価に相当する価格は「投資口価格」と呼ばれ、株式と同じようにリアルタイムで変動します。東証に上場する全REITの時価総額加重平均を指数化したものが「東証REIT指数」です。個別のREITを選ぶのが難しいという人は、この東証REIT指数に連動する投資信託や上場投資信託(ETF)を選ぶといいでしょう。REIT投信なら100円から投資でき、積み立ても可能です。 REITの大きな魅力の一つが、分配金を投資口価格で割った「分配金利回り」の高さです。ここ10年ほどは4%前後で推移しており、東証プライム上場の株式の平均配当利回りが2%台ということを考えれば相対的に高いといえます。ではなぜREITは高い利回りを実現できるのか、番組ではその仕組みを詳しく解説しました。 番組後半の「American Money Life」では、「日米の物価の違い」についてアメリカ生活の長いREINAさんに聞きました。アメリカはインフレがかなり加速しています。REINAさんの友達は「昔2ドルだったビールが5ドルになり、肉も30%ほど値上がりした」のを理由に、今年の夏はバーベキューの回数を減らしたそうです。平均賃金は上がっているものの、「どこまでやっていけるか心配なので、節約を始めた友達もいる」とのこと。 一方の日本は、先日値上げしたとはいえ吉野家の牛丼は並盛で448円、マクドナルドのハンバーガーは150円。外国人旅行者から見ると日本の物価は依然として安い印象があると思います。逆に日本は賃金がなかなか上がらず、円安のまっただ中でもあります。新型コロナウイルスの感染状況が少し落ち着いても、気軽に海外旅行とはいかなそうです。
債券投資は株式より安定的 でも一部にはリスクの高い商品も
Sep 28 2022
債券投資は株式より安定的 でも一部にはリスクの高い商品も
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日本経済新聞の宮田佳幸・マネーのまなび面編集長です。 今回のテーマは「債券投資」です。「債券」は株式と並ぶ主要な投資対象ですが、国債や社債などいろいろな種類があります。債券投資にはどんな特徴があり、どんな点に注意すべきなのでしょうか。 債券は満期までの期間が決まっていて、満期になると元本が払い戻され、多くの場合は定期的に利子ももらえます。最も代表的な債券である国債の場合、債券市場で取引されていて、需要と供給の関係によって価格も変動します。このとき、国債の価格の上下と、金利の上下の関係は逆になります。ここが債券投資で重要なポイントです。 一般的には、国債の価格変動は株価の変動よりも小さく、国債は株式よりも低リスクといえます。また、国債と株式は異なる値動きをすることも多いため、国債と株式の両方に投資することで金融資産全体のリスクを下げ、効率よく利益を得ることができます。 ただし、すべての債券が低リスクとは必ずしもいえません。外国債券の場合は為替変動リスクがあります。また、ここ数年、証券会社や銀行が積極的に販売してきた「仕組み債」はコストとリスクがかなり大きいので注意が必要です。仕組み債はオプション取引などの金融派生商品(デリバティブ)を使い、複雑な仕組みを作ることで高い利回りを設定していますが、場合によっては元本を大幅に下回る金額しか戻ってこないこともあるのです。 後半の人気コーナー「American Money Life」では、「ラジオ」についてアメリカ生活が長いREINAさんに聞きました。REINAさんは16歳のときからクルマを運転していて、クルマの中ではいつもラジオを聞いていたそうです。「ラジオは人種や年齢を問わず、今でもアメリカでナンバーワンのメディア」とREINAさん。宮田は中学・高校時代に在日米軍向けのラジオ放送「FEN」(現在のAFN)で「ウルフマン・ジャック・ショー」という番組を聞き、洋楽ロックの曲がかかるのを楽しみにしていた、と思い出を語りました。
タダで不動産が手に入る「0円物件」とは? 空き家問題の有力対策
Sep 21 2022
タダで不動産が手に入る「0円物件」とは? 空き家問題の有力対策
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経マネー発行人の大口克人です。 今回のテーマは「不動産の0円物件」です。まず、0円物件とは一体なんでしょうか。6月の首都圏の新築マンションの平均価格は6450万円で、東京23区に限れば8000万円を超えるという話もあるのに、0円で家や土地が手に入ると言われても信じがたい気がするでしょう。しかしこれは本当の話で、例えば相模原市のセイユーコミュニティーという不動産会社が、YouTubeや同社サイトに多くの0円物件の例を上げて紹介しています。抽選に応募して当たれば、土地付きの家屋や宅地、山林などが0円で自分の物になります(所有権移転登記の費用や修繕費、税金などは別途かかる)。 この背景にあるのが空き家・空き地、特に「相続空き家」の問題です。親が亡くなって実家を相続したが、自分は都会に家があるので住めない。処分したいが地方の不動産市場は冷えきっていて売るに売れず、やむなく空き家のまま放置……という問題です。この結果日本の空き家率は13.6%で、全体のおよそ7戸に1戸が空き家という状況になっています。空き家を放置すると火災など様々なリスクを抱えることになり、自治体に「危険な空き家だ」と認定されれば固定資産税が上がったり、罰金を取られたりもします。来年4月27日からは「相続土地国庫帰属制度」がスタートし、不要な土地を国に引き取ってもらうことも可能になりますが、これも意外に条件が厳しく、10年分の土地管理費を納める必要もあります。 そこでこの問題の解決策の一つとして出てきたのが「無償譲渡」、すなわち0円物件というわけです。もちろん、元の持ち主が何らかの負担に耐えかねて手放す物件なので、利便性の高い場所や新しい物件ではありません。しかし実際には多くの人の申し込みがあり、当たった人は退職後の地方移住や家庭菜園、DIY、アウトドア活動などに活用しているようです。つまり持っていても損になる「負」動産が、うまくマッチングできれば何らかの価値を生み出す「富」動産に変わるのです。番組ではこの0円物件の仕組みや問題点などについて、詳しく解説しました。 後半の人気コーナー「American Money Life」のテーマは「趣味にかけるお金」です。これは日米の違いというより、人やライフスタイルによる違いが大きいでしょう。また最近は単にお金を費やすだけでなく、趣味を生かした副業で収入を得る人もいます。せっけん作りが趣味というREINAさんの友人も、作ったせっけんをネットで売ってビジネスにしているとのことでした。一方、総務省の「家計調査年報」には勤労者の2人以上世帯が「教養・娯楽費」と「交際費」の合計で月に4万9350円支出しているという数字もあり、結構多い気がするがこれをどう見るか、といった話で盛り上がりました。
金融市場を揺るがす感染症 「次の新型」には警戒が必要
Sep 14 2022
金融市場を揺るがす感染症 「次の新型」には警戒が必要
日経電子版「マネーのまなび」のPodcastです。アメリカ出身タレントのREINAさんがリスナーと一緒にお金のイロハを学んでいきます。解説は日経ヴェリタス副編集長の藤田剛です。 今回のテーマは「金融市場を揺るがす感染症」です。2019年に発生し、20年に世界的大流行(パンデミック)を起こした新型コロナウイルス。発生から今に至るまで、株式や外国為替相場の動きを分析し、「教訓」を探ります。 新型コロナの発生直後、株式相場などはすぐに反応しませんでした。「感染はアジア域内にとどまる」との楽観論があったためです。ただ、欧米などに感染が広がると株価などは急落。投資家は損失を避けるため、ウイルスの感染力や毒性を見極めて動くことが必要です。 新型コロナに対しては世界各国の中央銀行が協調利下げなどで対応し、市場の混乱はまもなく収束しました。その意味で投資のチャンスにもなりました。ただ、致死率が20%~30%もあるようなウイルスがパンデミックを起こせば、各国の中銀でも対応できず、経済や市場は「クラッシュ」しかねません。 では、どのようなウイルスを警戒すべきなのでしょうか? まず現在流行しているサル痘にそのような脅威はありません。むしろ警戒すべきなのは、次の新型コロナです。コロナの一種である重症急性呼吸器症候群(SARS)のような毒性を持っていれば、被害は甚大となります。そして、次の新型インフルエンザ。09年に豚インフルエンザから変異した新型インフルは大きな被害をもたらしませんでしたが、1918年に発生し、世界で5000万~1億人もの死者が出たスペイン風邪は当時の新型インフルです。このような新型インフルが再び発生し、流行することには警戒が必要です。 番組後半では、REINAさんと藤田副編集長が「夏の思い出」について振り返ります。藤田副編集長が8月に開催された鈴鹿8時間耐久バイクレースの観戦について報告すると、REINAさんはその過酷さにびっくり。一方、REINAさんは真夏の登山の楽しさについて"熱弁"し、今度は藤田副編集長が驚く番でした。